おせちはもちろん、行楽弁当にも!おしゃれなおすすめ重箱特集♪
2016/01/26
ののののん
2016/03/04 更新
漆器の重箱を使ったことはありますか?普段の食卓ではあまり出てこない漆器の重箱ですが、行事やイベントのときに漆器の重箱を使うことで、食事がよりおいしそうにみえます。漆器の重箱の素晴らしさを理解して、漆器の重箱を生活に取り入れていきましょう。
漆器の重箱のすばらしさ
漆器の重箱は、高級品で非日常的な代物というイメージを持つ人も多くいます。日本が誇る漆器の重箱は、実はとても使い勝手がよく、食器としてさまざまな優れた長所を持っています。お手入れも、ポイントを押さえれば面倒ではありません。漆器の重箱を日常生活にも使ってみたくなるような魅力に迫ります。
漆器の重箱を『ジャパン(Japan)』と表記することも
漆器の重箱は、漆を木や紙に塗り重ねて作られる工芸品です。漆器という呼称は、器だけではなく、漆が塗られたもの、と広くとらえられることも多いです。磁器の重箱が『チャイナ(China)』呼ばれることがありますが、漆器の重箱を『ジャパン(Japan)』と呼ぶこともあります。
漆器の重箱は、ハレの日だけのもの?
漆器の重箱は、お正月や祝い事などのハレの日によく使います。漆器の重箱は、特別な器と捉えている人が多く、取り扱いが難しそうなイメージを持たれています。しかし、実は漆器の重箱は、日常的に使うのにもとても優秀な器なのです。
漆器の重箱の良さ
漆器の重箱は、天然の塗料で作られています。今でこそさまざまな化学塗料が多くなり、高い機能性と利便性で一般化しましたが、漆を塗った器、漆器の重箱は、漆器の重箱ならではの大きな長所があります。
まず、陶磁器と異なり、漆器の重箱は手にしたときの器自体の冷たさがありません。やさしい素材に漆が塗られていることで、漆器の重箱はなめらかなのにやわらかい触感があります。熱いものや冷たいものを入れても、漆器の重箱を持った時にほとんど違和感がないのも、器として優れているポイントです。
使うほど味が出て、丈夫で軽い漆器の重箱
透漆という種類の漆を塗った漆器の重箱は、年を経るごとに上塗の漆が透き上がり、漆越しに下塗りの赤みや、美しい木目が浮かび上がって、使い始めたばかりと比べると変化を見せます。化学塗料の場合は塗装したてのときが最も見栄えが良いですので、使うほど味が出るのは漆器の重箱の良さです。
また、木地や紙などが素地である漆器の重箱は、陶磁器と比べると格段に軽いです。そして、漆を塗っていることで表面の硬度は高く、丈夫です。陶磁器は落とすとほとんど割れてしまって使えなくなりますが、漆器の重箱は、陶磁器のように真っ二つに割れたり、ばらばらに砕けてしまうことはありません。
アレルギーも起こさない優れもの
化学塗料を使った器は、まれにアレルギーを引き起こす可能性があります。漆にかぶれた、という話からアレルギーを恐れる人もいますが、塗料として塗られた乾燥した漆は生漆とは異なり、塗ったばかりでなければほとんどかぶれることはありません。
また、漆器の重箱は、漆も素地も天然の素材です。使い続けて摩耗しても、修理が比較的簡単にできます。壊れたり劣化したりして使えなくなっても、自然に還っていきますので、環境にもやさしいのが漆器の重箱の特徴です。
使い分けも大切
重箱の形も、バリエーションが増えました。四角や丸型の他、だ円、花形、ハート型などさまざまあります。それぞれが持つ特性を十分に活かして特別用、普段用、お出かけ用などに使い分けましょう。美しいカーブが上品なイメージのだ円タイプの重箱は、大事なひとときを過ごしたいとき、大人っぽく演出したいときに合います。花形の重箱は、お花見にピッタリです。遠足やお祝いごとにも使えます。
さまざまな種類の食材を入れられる、多角形の漆器の重箱
多角形の重箱もおすすめです。四角でもなく丸でもないこの形は、いつもより多くお料理を詰めることができます。
仕切りがある漆器の重箱は便利!
重箱を選ぶポイントの一つに、付属品の有無があります。仕切りがあるととっても便利です。別売りを探してもなかなかサイズが合わないということがよくあるので、それならば付属品として付いているものを選ぶ方が簡単です。
小皿が付いている漆器の重箱もある!
お揃いの小皿も、お客様にお出しするときには統一感が出せるので、食卓の印象もグッと良くなります。日常的に使うときも食材がおいしくみえる要因の一つになるので、漆器の重箱選びのポイントになりますので、ぜひ参考にしてみてください。
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