2016/01/26 更新
やかんとケトルってどう違うの?そもそも用途の違いなんてあるの?
意外と知られていないやかんとケトルの違い。それぞれの用途や歴史について調べまとめてみました。これであなたの疑問もスッキリしますね!主にどんな調理で使われている道具なのか。やかんはお湯をわかすためならケトルは??知ってビックリお得な雑学情報!
あくまでも一説にすぎないのですが、底の部分が丸いのがやかんで、平らなものがケトルなんだそうです。
ということはやかんとケトルでお湯の沸き方が違うということになりますね。形が違うので熱伝導も違ってきますから。
また、ケトルは今では電気ケトルなんてものまで出てきていますよね。
明確な違いはないにしろ、ケトルはコーヒーを淹れるのに使用することが多く、お湯を沸かしたり、麦茶なんかを沸かすのに使うのはやかんなのが一般的なんだそうです。
それでは、電気ケトルとやかんについて見ていきましょう。
やかんとはステンレスでできたお湯を沸かすための道具で、ガスコンロやストーブの上に直接置いて使われる他、麦茶などを沸かして準備しておくのにも使われる。
一方の電気ケトルとは、その名の通りケトルの中に水を入れ、電気でお湯を沸かせる道具である。発熱性は抜群で少量のお湯を沸かすには短い時間で沸かすことができるが、ポットと違い保温性はない。
それでは電気ケトルでお湯を沸かした場合とやかんでお湯を沸かした場合、どちらの方がお得なのでしょうか??
まず電気ケトルからです。電気ケトルの消費電力が1250Wだとします。
そして1ℓのお湯を沸かすのに2~3分かかるとします。
この値をもとに計算してみると、電気ケトルでお湯を1ℓ沸かした時の電気代は1回あたり2円前後となります。
次に、やかんでお湯を沸かした時のガス代を計算しましょう。
1㎥あたり150円の都市ガスで1ℓのお湯を沸かすとします。
これをもとに計算すると、ガスで1ℓのお湯を沸かした時のガス代は4円前後となります。
電気ケトルとやかんの特徴を見ていきましょう。せっかくなので電気ポットも見てみます。
まずは電気ケトルの特徴です。
電気ケトルは容量が小さいくたいてい1ℓ以下の容量です。そのため、一人暮らしでほとんどお湯を沸かさない人に向いています。
また、電気ケトルには保温機能がありません。
次にやかんの特徴を見ていきましょう。
容量はやかんによって様々です。やかんには、家庭向けの2ℓぐらいの大きいものから、ひとり向けの0.5ℓくらいの小さいものまで、多種多様の容量があります。大きいものを1つ買って大は小を兼ねる使い方もできます。そしてやかんも電気ケトル同様に保温はできません。
ちなみに「やかん」を英語で言うと「ケトル(kettle)」なんです。やかんを電化したから電気ケトル、故に特徴が似るのですね。
最後に電気ポットの特徴です。
容量が大きく、標準的なものでは2ℓ前後のものが多く、大きいものでは3ℓ、4ℓ以上のものもあります。家族でお湯を使う場合や、一気に多くのお湯を使う場合に向いています。
また、電気ポットには保温機能があります。これはやかんや電気ケトルとの大きな違いですね。当然保温には電力を消費しますから、その分電気代がかかります。
この様な違いがあります。電気ケトルとやかんはやっぱり似ているのですね。
電気ポットで1回沸かして保温するのと電気ケトルで12回沸かすのがほぼ同じ電気代ということがわかりましたが、それではそれぞれの用途によって、電気ケトル、やかん、電気ポットをどう使うのがベストなのか考えてみましょう。
カップラーメンを1、2個だけ作るためにお湯を沸かす場合は、電気ケトルが最適です。
一方で、カップラーメンを何個も作る場合や、一緒にお茶を淹れるのにお湯を使う場合には、やかんもしくは電気ポットでお湯をまとめて沸かすほうがコストも手間もかかりません。
コーヒーの場合はどうでしょうか?
ほとんどの場合電気ケトルでいけると思うので、手間もかからず電気ケトルがいいでしょう。しかし、何度も淹れる場合、もしくは他のに使ったり、後で使いたいから保温したい場合には電気ポットが最適でしょう。その場合は、やかんでお湯を沸かしてから電気ポットに入れるのが一番経済的です。
料理に使う場合はどうでしょうか?
お料理をする時にいちいちやかんでお湯を沸かすなんて人いませんよね?
同様にケトルで沸かしたりポットで沸かすこともしませんよね。
おそらくそのまま鍋で沸かして使いますよね。素直に鍋で沸かして使うのがベストです。
やかんを英語でケトルなんですね。
やかんは1リットル4円前後のガス代です。同じ量を沸かすなら電気ケトルが最安値ということになりますね。
やかんは今はあまり使わなくなってきたのかもしれません。