2016/02/02 更新
昭和高度成長期生まれの無水鍋はマルチタレント、24cmを買え!
無水鍋がマルチタレントというのは決して過言ではありません。なにせ24cmサイズで、蒸す・煮る・茹でる・炊く・炒める・焼く・揚げる・オーブン代わりという役柄を、水無しでこなすからです。24cmサイズの無水鍋、欲しくなりますね!
鍋にもいろいろありますが、「無水鍋」を聞いたことありますか。字面からして水を使わないでクッキング出来る鍋か?と思わせます。近からず遠からずで、実際は食材に含まれている水分を利用して調理できるようになっています。
24cmの無水鍋。
気になるサイズですが、15cm、20cm、24cmの3種類はおさえてありますよ。
まず無水鍋はどんな素材があって、24cmサイズだったらどう使えばいいのでしょうか
24cmの無水鍋。
無水鍋®の製造工程は非常にシンプルです。
アルミニウム合金を溶かして金型に流し込み2~3分で固まったところで取り出して表面の切削加工、そして研摩。
これで完成なのですが、単純ゆえに経験を積んだ職人の手仕事によるところが大きいのです。
広島市にある創業80余年の製造元ではこの道数十年という技能に長けた熟練職人さん達が、無水鍋®の品質維持向上につとめています。
これが無水鍋の全貌です。かなり昔からあり、知らない間に一般家庭に24cm以外も含めて普及しているのですね。食材を入れて蓋をして加熱するとどうなるのでしょうか。
24cmの無水鍋。
無水調理(ウォーターシール)加熱した蒸気により、鍋本体とフタの隙間に水の膜ができて、中が密閉状態になります。そのため少ない水で調理できます。(野菜など自らのもっている水分を有効に活用できます)ビタミン、ミネラルの損失、うま味成分の損失が少なく、健康的です。
中の気圧が一定となることと、熱が鍋全体に一定にかかるので、中火、弱火で十分調理ができます。
栄養の流失を少なくした調理
余分な水を加えず、加熱時間を短かくできるので、ビタミン、ミネラル等の損失を少なくしてくれます。
結果、蒸す・煮る・茹でる・炊く・炒める・焼く・揚げる・オーブン代わりなどあらゆる使い方ができるわけです。24cm以外のサイズを使えば本当に何でも出来そう。
24cmの無水鍋。
既に24cm以外のサイズも持っている人はともかく、まだお持ちでないかたは欲しくなるでしょう。販売されているラインナップを24cm中心に見ていきましょう。
株式会社和興スチール 無水鍋24cm:24cmの無水鍋
容量:本体/3.3L フタ/1.4L
最大炊飯量:6.5合
サイズ
内径/Φ24cm
最大長さ(取っ手から取っ手の長さ)/31.4cm
奥行/25.8cm
本体深さ/9.4cm フタ深さ/4.2cm
底の厚み:4mm
重量:本体/950g フタ/800g
材質:アルミニウム鋳物製
ガス、ハロゲン、エンクローズド、ラジエント、シーズヒーターの各熱源対応しています。
関口国吉商店 IH無水鍋24cm:24cmの無水鍋
サイズ
直径24cm無水鍋
重量 2700g
付属 鍋つかみ2枚
レシピ付
材質 アルミニウム合金(底厚6mm)
栃木にある”昭和レトロな”金物屋さんの力作です。戦後すぐ創業されたそうです。
ロール白菜:24cmの無水鍋
材料
【無水鍋®24cm使用】
白菜 12枚、 合いびき肉 200g、 パン粉 20g、 卵 1個、 玉ねぎ 1/2個、 塩 小さじ1/3、 しょうゆ 小さじ1、 こしょう 少々、 水溶き片栗粉 適量、 ゆず 少々
【A】だし汁(かつお・こんぶ) 2カップ、 酒 大さじ2、 みりん 大さじ2、 しょうゆ 大さじ2
24cmの無水鍋。
なにせ24cmサイズの無水鍋なら、蒸す・煮る・茹でる・炊く・炒める・焼く・揚げる・オーブンというマルチな才能があるので、レシピを採り上げるにしても切りがありませんし、商品もいっぱい出ています。
24cmの無水鍋。
でも、本当は戦後高度成長期にさしかかろうとする頃に世に出たというこれは実は昭和レトロな側面があり、未だに何十年も使っていらっしゃる方もいると聞きます。特に24cmのサイズなら一般的で持っていても損はなさそうですね。
24cmの無水鍋。