2016/02/02 更新
電子レンジでチンだけなら、今の単機能のラインナップを知れ
電子レンジもオーブンといっしょに進化して多機能になっていますが、あたためだけの単機能もまだあります。ボタンとダイヤルが1個ずつ付いてるだけのシンプル極まりないこの単機能の電子レンジ、今はどんな感じなのでしょうか。調べてみました。
本来冷たい物を温めるのが電子レンジでした。でもいつの間にかオーブン機能が付いたり内部の熱を循環する機能がついたりといつの間にか進化した感じがあります。
単機能の電子レンジ。
しかしそれとは逆のベクトルで飽くまで温めるオンリーの「単機能」電子レンジも未だに頑張っています。クッキングに興味のない生活感の人中心に需要があるのでしょう、そのラインナップを見てみましょう。
一昔前は単機能も当たり前で、「デカボタン」とかいって温度調整の出来るダイヤル一個と、解凍・あたための切り替え、そしてドアのオープンボタンの3つが電子レンジのルックスの特徴でした。メニューによる時間の目安はドアの下側に書いてある感じでした。
単機能の電子レンジ。
今はその応用で、出力の切り替え(小、中、高)のダイヤルがもう1つ増えた使用になっています。これより下の単機能はさすがに現在のラインナップではないみたい。
それでは現行の単機能の電子レンジのラインナップを見てみましょう。
アイリスオーヤマ IMB-T171-6(60Hz) 電子レンジ ターンテーブル:単機能の電子レンジ
商品サイズ(cm) 幅約44×奥行き約32.5×高さ約25.5
庫内サイズ(cm) 幅約30.6×奥行き約30.7×高さ約19
ターンテーブルサイズ 直径25.5cm
定格高周波出力
強:700W
弱:500W
解凍:200W
ターンテーブル式の単機能の電子レンジです。これが一番シンプルなタイプのようです。他にフラットテーブル式があります。
アイリスオーヤマ フラットテーブル 単機能レンジ IMB-F181:単機能の電子レンジ
●商品サイズ(cm):幅約45.6×奥行約35.2×高さ約27.7
●庫内サイズ(cm):幅約31.5×奥行約32.5×高さ約18
●開口サイズ(cm):幅約29.2×高さ約18
●総庫内容量:約18L
●定格高周波出力:高/700W~、解凍/200W
●タイマー:15分
こちらも同様でターンテーブルとフラットテーブルの両方が用意されています。ダイヤル式のルックスがいかにも単機能っぽくっていいです。
Haier 電子レンジ JM-17F:単機能の電子レンジ
外形寸法(mm) 幅440×奥行き354(取っ手含)×高さ258
加熱室有効寸法(mm) 幅306×奥行き307×高さ190
総庫内容量 17ℓ
電子レンジ出力(W) 700・500・200相当
単機能ながら見た目がスタイリッシュで安いというのが特徴ですね。
電響社 ゼピール ZEPEAL DR-M2014:単機能の電子レンジ
●本体サイズ(mm) 幅×奥行き×最大高さ:440×330×255
●庫内容量:20L
●庫内サイズ(mm) 幅×奥行き×最大高さ:306×307×208
●本体重量(kg):約11.0
●消費電力(W):1150
●出力切替:3段階
●タイマー:15分
●ターンテーブル皿直径(mm):255
・見やすい!でか文字タイマー(1分から5分)
・簡単操作のシンプルレンジ!コンパクトサイズなので置き場に困らない
・用途に合わせて設定できる出力3段階
・操作がしやすい、わかりやすい大型ツマミを採用
・握りやすい扉開閉取っ手
こちらも2つのダイヤル、広い庫内というスペックは今の単機能電子レンジには共通のようです。
ツインバード工業 電子レンジ:単機能の電子レンジ
製品寸法 約 455 × 330 × 265 mm
製品質量 約 10.5 kg( 付属品含む )
出力切替 強700W / 600W / 中500W / 弱 / 解凍 / 煮込み
タイマー 15 分
庫内容量 17 L
庫内有効寸法 約 305 × 280 × 175 mm
ターンテーブル直径 約 245 mm
なんといっても、「実はレンジで5分以上あたためることはあまりありません。そこで、よく使う「5分」までを幅広く取り、タイマーを合わせやすくしました。」という点ですね。
単機能の電子レンジ。
1分のレンチンで出来るレシピを探してみました。
天津丼:単機能の電子レンジ
画像はイメージです。
天津丼
作り方
1.耐熱容器に溶きほぐした卵と塩、みじん切りした長ネギをあわせ、ラップをかける
2.別の耐熱容器にポン酢、砂糖、鶏ガラスープ、片栗粉を入れてよく混ぜる、ラップをかける
3.1と2を電子レンジに並べて、1の卵が固まるまで1分ほど加熱する。
4. 1をごはんにのせ、2のあんを熱いうちによくかき混ぜとろみをつける。
実は、単機能の電子レンジを探すのが難しく、オーブン機能などいくつかの機能がある方が普通でした。東日本と西日本の周波数違い、ターンテーブルとフラットテーブルの違いくらいが単機能の電子レンジのバリエーションでもありました。
単機能の電子レンジ。
とはいえ、自分にあった機能を顧みた時、結局チンしか必要ない人にはまだまだ需要のあるデバイスではあります。