2016/02/07 更新
みんな持っている!?タンブラーと水筒ってなにが違うの?保温力は?
最近老若男女から支持を受けているタンブラー。昔からある水筒とは何が違うの?保温性はどっちがいいの?そもそもタンブラーとは何なんでしょうか?今回はそのタンブラーと水筒の違い、優れた保温性についてまとめてみたいとおもいます。
大型で細長く、取っ手の付いていないコーヒーカップ。手から滑り落ちないよう、曲線的なデザインとなっている。コーヒーの保温目的と、直接カップを握れるよう、内部が二重構造になっている。
水筒(すいとう)は水などの飲料を携帯するための携行用の飲料用容器。かつては、水道や商店、自動販売機などが現代ほど配備されていなかったために、旅行や農作業だけでなく通勤や通学時など、お弁当と対を為すものとして日常的に用いられてきた。 また、個人用の物だけでなく、シルクロードの隊商が使っていたような、ひとつで数十リットル以上を運ぶ水袋や水樽なども水筒と言う場合もあるが、耐水容器であっても、保存のために作られた容器や酒瓶の類、フタの出来ない容器などは一般的には水筒と呼ばない。
すぐれた保温保冷効果もある。
最大の違いは「密閉性」でしょう。
タンブラーの蓋はたしかに中身はこぼれにくいのですが、それは「こぼれない」ではなく「こぼれにくい」のです。なぜか?
水筒に使われるようなゴムパッキンがないものも多く、シンプルな構造で本来はカップ(コップ)です。そのため、蓋を固定する機能が省略されています。
ゴムパッキンがないものが多いのは、香りの強いコーヒーなどを注ぐためでしょう。ゴムパッキンはそれ自体密閉性が強いですが、匂いが移りやすく、残ってしまいます。
だからタンブラーにはパッキンを使わず、簡易的に閉じる構造のものが多いのでしょう。(冷たい飲み物を入れると蓋に水滴がつくものがあります。これは、蓋を含めた上部が保冷/保温構造になっていないためです)
タンブラーは室内で使うことが前提なのですから当たり前ですね。
逆に水筒は外に持ち歩くことを考えて作られています。だから密閉性に関してはきちんと作られています。
とはいえ水筒にコーヒーなどの香りの強いものを入れると、、次にいれた飲み物に匂いが移ってしまうことがあるでしょう。
□保冷効果 保温効果が高い
冷たい物は冷たいまま、温かい物は温かいまま温度を維持してくれます。
タンブラーに氷入れて暫くボケーっとテレビ見ててもずっと冷たいままなんですねー、これは便利!
□結露しない
普通コップに飲み物を入れてしばらく放置してたらコップの下がびちゃびちゃになってますよね
でも真空断熱タンブラーの場合は水を入れて暫く経っても結露せずにキレイなままなんですよ。
個人的にはコレがタンブラーを使う一番のメリットなんじゃないかなぁって思います。
結露するとパソコンなんかや電子機器が近くにあると危ないですからねー。
□熱い物を入れても持てる
真空断熱タンブラーは熱を遮断する仕組みになっているので熱いお湯を入れてもガシッと手で掴むことができます。コップを掴んだ時「熱っ」ってなる事がないんですよ!素晴らしいね!
真空断熱構造は強し。
どのくらいの温度が、何時間キープされるのかということを示した保温効力。
商品によって保温効力は違います。日本国内で発売される魔法瓶タイプのものには、記載されていますので、ぜひ保温効果チェックしてみてください。
カップカバーなしのステンレス製タンブラー(和平フレイズ)を計測した時、1時間後の温度が48度でした。
今回のカップカバーを付けた場合は、70.3度でしたから、その差は22.3度!
ふたをすることで、保温力がグッとアップすることがわかりました。
専用のふたでおしゃれに保温力アップ ♫
残念ながら、ステンレス製にかなわなかった、保温力ランキング3位~6位のプラスチック製タンブラーたち。
プラスチック製タンブラーを、ご購入された当店のお客さまレビューを見てみると、
「冷めにくかった!満足」というお客様。
「保温性は普通のマグカップよりはいいかな?」というお客様などなど。
実験を進めるにつれ、私は「保温力が高い!」ということにこだわり過ぎていたのかもしれません……
お客さまレビューを読んで、目の前がパッと明るくなりました。
温度の感じ方は人それぞれ。
人によって好みの温度があったり、お茶やコーヒーなど、飲み物によっても適温は違うのかも。
だから、好みの保温力があっていいと思うのです。
オリジナリティあふれるタンブラー
プラスチック製タンブラーはデザインもカラーも様々。
保温力3位~6位のタンブラーを見ても分かります。
レトロな時計とミッキーたちがかわいい、保温力3位サーモマグ ヴィンテージウォッチ(ヤクセル)の中の台紙は、取り出すことができます。
タンブラーと水筒の違いはどちらも保温力には長けているが、タンブラーは室内で、水筒は漏れにくいので持ち運び用と思っておけばよいかなと思います。保温力についてはどちらも高いですね。商品により違うので保温保冷効果の記載をチェックすることをおすすめします。最近ではお弁当にもおしゃれなタンブラーがあり、保温効果も抜群なのでスープなどもしっかり保温され美味しく飲めます。ぜひ使ってみてください♪