2016/02/10 更新
すき焼きに入れると美味しい定番具材とオススメの変わり種具材!
子供の大好物!と言えば、すき焼きは当たり前ですよね。本当にすき焼きって美味しいですよね。今回はそんなすき焼きの定番の具材や、意外だけど美味しい変わり種具材をご紹介します!いつもの定番具材のすき焼きも良いですが、たまには具材をアレンジしてみませんか?
まず、「牛鍋とすき焼きの違いは何かご存知ですか?」と聞かれると、ほとんどの人が答えられないことでしょう。呼び名が違うだけで、牛鍋もすき焼きも同じなのでは?と思っている人がほとんどだと思います。しかし、牛鍋とすき焼きの違いはあるんです!ではその違いとは何なのでしょうか?
まず「牛鍋」とは、牛肉と野菜を一緒に鉄鍋に入れ、そこに割り下を流し入れた後、火をつけて『グツグツ』煮るものだそうです。一方で「すき焼き」とは、初めに肉を鉄鍋で一枚ずつ『ジュージュー』と焼き、その後に野菜を加えていくというものだそうです。同じようなメニューに見えますが、作り方が違うようですね。ですが牛鍋でもすき焼きでも、作り方にこそ差はあるものの、食材にしても大差はないようですので、見分けが付きにくいのかもしれませんね。
あなたの家ではすき焼きには何の具材を使っていますか?すき焼きの具材には、地域や各家庭でのアレンジなどによって、微妙に違いがあるかと思います。関東と関西とでは、具材にも違いがあったりしますが、もちろん定番となる具材もあります。では、すき焼きの定番の具材とはどんなものなのがあるのでしょうか?
すき焼きの定番具材と言えば、何が思い浮かびますか?すき焼きの定番具材にもいろいろありますが、牛肉、焼き豆腐、糸こんにゃく又はしらたき、長ネギ、しいたけ、えのき茸、白菜、春菊などがあります。これらはすき焼きの代表的な定番具材ですが、もちろん地方によっては入れるものが違ったりする場合も多々あります。
関東や東北では長ネギがすき焼きの具材としても使われているようですが、北海道や南大阪あたりになると、長ネギの代わりに玉ねぎを使っているそうです。もちろん長ネギでも玉ねぎでも、どちらの具材でもすき焼きには合うと思います。そんな風に、地域によっては様々な具材がすき焼きには使われているようですね。それではすき焼きの変わり種具材をいくつかご紹介させて頂きますね。
変わり種具材 もち麩
麸を丸くお団子のようにした形のものです。すき焼きのお汁を吸って柔らかく、とてもおいしいです。
変わり種具材 ごぼう
ごぼうは独特の香りと歯ごたえがありますし、すき焼きのタレで煮込むことでとても美味しい味わいになり、意外とやみつきになる人も多いですよ。
変わり種具材 ほうれん草
ほうれん草を茹でたものを煮詰まったすき焼きの中に入れると、ほうれん草の水分で塩加減が丁度良くなります。またほうれん草自体もすき焼きのタレを吸って、とても美味しくなりますよ。
変わり種具材 じゃがいも
肉じゃがが大好物な人にはかなりオススメです。すき焼きと肉じゃがの味を一緒に楽しむことが出来ますよ。
最近では普通のすき焼きに加えて、上記画像のようなすき焼きのアレンジ版もありますよね。このようなアレンジ版のすき焼きも、普段と違った感覚で楽しめるので、たまには良いかもしれませんよね。
ちなみに、関東と関西のすき焼きの違いはご存知ですか?すき焼きの作り方では、関東と関西で明確な違いがあります。それはズバリ「割り下」を使うか使わないかです。
関東のすき焼きには絶対に欠かせない「割り下」。これはだし汁に醤油、みりん、砂糖などを加え、あらかじめ味を調整しておいたものです。肉を焼いたらこの割り下を入れて、野菜など他の具材を投入し、ぐつぐつ煮るのが関東風のすき焼きです。すき焼きの味は割り下次第と言っても過言ではありませんね。いっぽうで、関西では割り下は使わないのが普通です。肉を焼いたあと、砂糖、醤油、酒など調味料をかけ、その上から野菜を加えて野菜から出た水分で味を調整します。関東の「煮る」料理法に比べ、関西では「焼く」という点からも、「すき焼き」という名にふさわしいと言えるかもしれませんね。
いかがでしたか?いつもの定番具材でのすき焼きも良いですが、たまには変わり種具材で冒険してみるのも楽しいですよね。最近ではアレンジメニューもたくさん出てきていますので、自分の好みの具材をすき焼きに入れてアレンジしてみるのも一つの手段です。
ちなみに我が家ではお正月のお餅が残っていた場合には、焼き餅をすき焼きの具材として使うこともあります。すき焼きは定番の具材にとらわれることなく、その日の冷蔵庫の中身と相談しながら、具材を決めてもいいかもしれませんね。