2016/02/19 更新
ハーブティーを素敵なカップで!リラックスタイムを演出する方法
香りが良くておいしいだけではなく、ハーブティーは健康にも良い飲みものです。そんなハーブティーを素敵なカップで飲んだなら、リラクゼーション効果も倍増というもの。あなたもハーブティーと美しいカップで、リラックスタイムをおしゃれに彩ってみませんか?
ハーブティーは色やリーフの形も楽しもう!
ハーブティーは舌で味わうことも大切ですが、香りを楽しんだり、綺麗な液体の色や、ティーに使われている、自然が形作ったリーフの美しさを目で眺めて楽しむことも重要です。
ですから、カップ選びもその点にポイントを置いてみたら、ふさわしいものが探しやすいといえるでしょう。
これからの季節、花粉症の症状を抑えるペパーミント・ティーや、眠れない夜に体を温めリラックスさせてくれるミルク入りのカモミール・ティーなど、ハーブティーが活躍する時期です。
素敵なカップをハーブティー用のお気に入りにしてみませんか?
難しく考えずに。基本的には紅茶用のティーカップと兼用でOK
とは言うものの、あんまり悩んだり、考え過ぎる必要はありません。ハーブティーのカップも、基本的には紅茶を飲む時に使うティーカップと一緒で全然構わないのです。大事なのは、美味しいハーブティーを飲むことですから。
これからお伝えすることは、ヘルシーなハーブティーライフを楽しむためのヒントぐらいに考えて下さいね!
ガラス製なら美しい色を楽しめる透明感が
紅茶用と同じでも良いよ、と言われても・・やっぱりハーブティーが好きだから、専用のカップが欲しいなあ、という方に、まずおススメなのは、耐熱ガラスのカップです。
マロウというハーブはティーにすると最初はうす青色の飲み物になりますが、シトラス(レモン)など酸味のあるものを加えると、徐々に紫からピンクに色が変わります。
そんな魔法みたいな素敵な色の変化を楽しむには、カップ全体がガラス製のものの方が透明感もあり、向いているのではないでしょうか。
おしゃれなフォルムの耐熱ガラスカップでハーブティータイムを楽しく
ASHBYS クラシカル カップ&ソーサー 耐熱ガラス
価格:1,350円(税込)
耐熱ガラスのカップにはプレーンなシルエットのものもたくさんありますし、そうしたものもそれはそれでおしゃれ。でも、たまにはこんな凝った形のカップを使ってみたら、ハーブティータイムをエレガントに演出できるでしょう。
透明感を損なわない、淡いナチュラルカラーの絵付カップ
生活の木 カップソーサー・セピア
価格:1,620円(税込)
また、こんな淡いナチュラルカラーで模様が描かれた耐熱ガラスのカップもあります。これなら、ハーブティーの色を楽しむ妨げにはなりませんね!
こうした、絵柄がハーブティーに合うようよく考えられた商品は、やはり一般のメーカーよりもハーブティー専門店で販売されていることが多いようです。気になる方は、ハーブを扱うお店やサイトで探してみると良いのではないかと思います。
ポットとセットで使おう!耐熱ガラスのハーブティーカップ
紅茶のティーポットとカップのように、ハーブティー用もポットとセットで揃えるのも良いものです。
可愛い脚付♪耐熱ガラスティーポット+ペアカップ&ソーサー+ミルク&シュガーポットセット
価格:4,630円 (税込 5,000 円)
ハーブティーだけでなく、夏場であればホットの紅茶でおもてなしをする時も爽やかさが演出できると思いますので、1セット揃えておくのもひとつの手ですよね。
ハーブティーにはシンプルな白無地の陶磁器カップが似合う
ハーブティーを陶磁器のカップで楽しむときは、シンプルな白無地のカップが似合います。
その方がきっと、ハーブティーを飲みながら、素朴なハーブの存在感を楽しめるでしょう。
大井寛史・作 カップ:3,150円 ソーサー:2,100円
(Gallery一客東京店 スタッフブログより)
こちらは陶磁器デザイナーの作品ですが、こんな綺麗な透かしが入ったカップでハーブティーを飲めたら本当に素敵ですよね。
絵柄ありでもハーブティー用ならナチュラルカラーやフタ付がgood
ハーブティーカップ アイヴィーガーデン
価格: 2,700円(税込)
絵柄のついた陶磁器のカップを選ぶなら、モダンな抽象柄などよりは、ボタニカルなナチュラルカラーのものがおススメ。ハーブティーは蒸らしがとても重要なので、ティーパックで飲むときのことなどを考えると、蓋付きが便利です。
1人で手軽にハーブティーを楽しみたい時、ポットで淹れるとすぐ冷めてしまうのが悲しい・・、という方には、1人用の茶こしがついたカップも市販されていますので、1杯ずつ作って飲むために、そういったタイプをおすすめします。
Design with Tea Salonの茶こし付き1人用ハーブティーカップ
このタイプも、一般的な耐熱ガラスメーカー製品よりは、ハーブティー専門店で売られているものが可愛いいものの品揃えが多くて人気です。色々なデザインがありますよ!
Sサイズ(280ml)
価格:1,728円(税込)
こちらはカップの中にナイロン網の茶こしをセットしてハーブティーを淹れるタイプ。
南阿蘇ティーハウスの茶こし付き1人用・ハーブティーカップ
こちらはカップがガラス製で、茶こし部分は陶磁器になっているもの。
おしゃれマグ (ヒース) 250ml
販売価格:2,052円
こんな可愛い茶こし付きカップを、いくつか集めて揃えておくのも楽しそうですね。
ところで、ハーブティーが嗜好品として一般的になったのは、健康ブームが広がった20世紀の後半から。つまり、まだハーブティーを楽しむ習慣というのは歴史が浅いんですね。
でも実は、1800年代から続くヨーロッパの老舗陶磁器ブランドにも、かつてハーブティーカップを製造していたブランドがあるんです。
ヘレンド(ハンガリー)のハーブティーカップ
ヘレンド アポニーグリーン
それがこちら、ハンガリーの高級陶磁器メーカーのヘレンドです。
蓋付きのティーカップは紅茶用と明らかに違い、深さのある形に作られています。
ヘレンド ウィーンの薔薇(ピンク)
ヘレンドは、19世紀初頭にハンガリーを支配していたオーストリア・ハンガリー帝国の皇帝、ハプスブルグ家のフランツ・ヨーゼフの庇護を受けて事業を拡大しました。
この”ウィーンの薔薇”シリーズはその当時、ハプスブルグ皇室の内輪だけで使われていたデザインだったそう。
ヘレンド ビクトリア(バタフライ・ハンドル)
またイギリスのビクトリア女王から注文を受けて製作した”ビクトリア”というシリーズ。この柄によってヘレンドは一躍有名になりました。
蝶の形をした蓋のつまみは、壊れやしないかと心配でとても触れないような気もしますが、いかにも王家や皇室の御用達ブランドらしくて、優雅ですよね。
こんなアンティークのカップを使って飲んだら、いつものハーブティーもどこかひと味違うような気がするかもしれません。
いかがでしたか?カップ選びでハーブティーを楽く飲むコツを、掴んで頂けました?
是非この記事を参考に、ご自分のお好きなカップを見つけてハーバルライフをエンジョイして下さいね。