【キッチン】極(きわみ)の鉄フライパンを使って、調理の幅を広げよう
2016/03/09
hiro1439
2016/02/27 更新
蒸し器のせいろを使って、お店でおいしそうにシューマイを蒸していたりしてますよね。蒸し器のせいろはご家庭でも使えるのでしょうか?また、蒸し器のせいろがどういうものかよく分からない人も、どういうものかを理解してから蒸し器のせいろの素晴らしさを知っていきましょう。
せいろとは、蒸し器の一種です。
突然ですが、蒸し器とせいろは違うの?と言われると、分からなくなる人もいるでしょう。せいろとは、蒸し器の一種であり、木の枠の底に張った簀(す)に食品をのせ、下から湯気を通す蒸し器のことです。簡単に言えば、せいろは木で出来ている蒸し器のことです。
蒸し器の中でも、ステンレス製のせいろの形をしているものがあってややこしい
蒸し器はさまざまな種類があり、せいろの形をしているのに、木ではなくステンレスのものがあります。これをステンレス製の中華せいろと呼ばれることがあるので、区別があいまいになっています。基本的に、木でできた蒸し器をせいろという解釈で良いでしょう。
まずは、調理器具なので洗います。
使う前には、蒸し器のせいろをさっと水でぬらします。
食材をセットして、鍋の上に乗せる
お鍋にお湯をたっぷり沸かし、十分に沸騰させてから、食材をセットしたせいろを乗せます。
十分に蒸気が上がってから、蒸し加減のチェック
火加減は、蒸気がしっかり上がる程度まで強くし、食材が柔らかくなったら出来上がりです。食材の蒸し加減は、竹串で刺したり、ちょっと食べてみて確かめてください。
せいろは重ねて使うことができます。
せいろの最大の特徴は、同時に多くの食材を蒸すことができる点です。種類の違う食材を一度に蒸すときは、火の通りにくいものから順に蒸してください。アクのでる食材は下の段に入れたほうが良いです。
蒸し器のせいろは、食材がくっついてしまわないように注意しましょう
蒸し器のせいろに食材を並べるときは、布のふきんやクッキングシートを敷いたほうが良いです。特に、餃子やしゅうまいをつくるときは、下に敷いたほうがきれいにできます。また、キャベツなどの葉野菜を敷いても食材が底にくっつかないので、おすすめです。
空焚きに注意!
蒸し器のせいろを使っている間、他のことができるのは本当に便利です。しかし、鍋のお湯が少なくなるのを忘れてしまいがちです。火力が強いままになっていて、火事につながる危険性があるので、事前に予備のお湯を準備しておきましょう。
やけどにも注意!
蒸し器のせいろから出る蒸気は、本当に熱くて危険です。食材を取り出すときはトングを利用しましょう。また、せいろをお鍋にセットするときやはずすときには、鍋つかみを使いましょう。安全に調理をする対策を考えることも大切です。
洗剤は使わずに、たわしで洗いましょう!
使い終わったら絶対に洗剤を使わないでください。洗剤が残ったまま次蒸すと、味も健康にも影響を及ぼします。たわしなどでよく水洗いして、風通しの良いところで陰干ししてください。日の当たるところで干すと、すぐ劣化してしまうので注意しましょう。
金額は、種類によって大きく違います。
家庭用の蒸し器のせいろの値段は、ピンキリです。安いもので2,000円ぐらいで買えますが、高いものだと50,000円以上するものもあります。一般的に、外国産や中国のやなぎすぎという天然木で作られている蒸し器のせいろだと、数千円で買えます。一方で、国産のひのきを使っているような蒸し器のせいろは何万もの価格となっています。
食材の旨みを逃がさない蒸し器のせいろは、おすすめです
蒸し器のせいろを使うことで、食材を活かした味わいになります。食材の水分を利用して温める電子レンジでは、水分が抜けてしまうので、蒸し器のせいろは本当に便利な調理器具です。また、蒸すことで食材の栄養分が残りやすく、本来の食味を存分に味わうことができます。
ステンレス製やアルミ製の蒸し器もありますが、やはり木で出来ているせいろを使うことをおすすめします。熱伝導率が高いステンレス製やアルミ製の蒸し器では、熱をそのまま食材へ伝えてしまいます。食材によっては焦げてしまったり固くなったりしてしまうので、せいろのほうがおいしくなることもあります。
美味しい旬の野菜や火の通りにくいかぼちゃなどの野菜は、せいろで蒸すのが一番おいしい調理法です。おいしい蒸し料理が手軽に、かつ一度につくって楽しむことが出来ます。せいろを持っていない人は、ぜひ一度買ってみてください。1つ持っているだけで、ヘルシーな蒸し料理が食卓に増えて、日々の食生活がより健康的でおいしく楽しめるでしょう。
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