アウトドアで珈琲タイム♪パーコレーターで淹れたて珈琲を楽しもう!
2016/03/10
すぎもと
2016/02/29 更新
アウトドアでも淹れたてで温かいコーヒーを飲みたい!という方にはパーコレーターがオススメ!パーコレーターは各アウトドアメーカーも出しているほどのアイテムです。アウトドアでも充実したコーヒータイムを満喫するマストアイテム「パーコレーター」をご紹介します!
登山やキャンプなど、アウトドアのシーンではコーヒーはどうしてもインスタントコーヒーとなってしまいます。普通のコーヒーセットはアウトドア向けに作られておらず、持ち運ぶことも考慮されていないため、どうしても諦めなければならないポイントだからです。
しかし、「パーコレーター」というアウトドア用品を使えば荷物もかさばらずに持ち運べ、しかもその場で淹れたてコーヒーを楽しむことができます。
今回はコーヒーが好きなアウトドア派におすすめの「パーコレーター」をご紹介いたします。
「パーコレーター」と何度も繰り返してご紹介していますが、パーコレーターそのものを見たことがない人にとっていまいちわかりづらいと思います。
そこでまずはパーコレーターの使い方と仕組みについてご紹介します。
パーコレーターは背の高い急須のような形をしており、その多くがステンレスで出来ています。
まずポット部分でお湯を沸かし、中にある「ストレーナー」というろ過器に挽いたコーヒー豆をセットし、パーコレーターごと弱火にかけます。
あとはパーコレーターの中でコーヒーがはいります。
パーコレーターの中にセットするストレーナーの筒には穴が開いています。
水は加熱されると上に上がるという性質を利用し、ストレーナーの底の部分から筒の中に暖められたお湯が入っていきます。
そのお湯が一番上まで来ると、蓋の部分に当たり拡散されてコーヒー豆に当たります。そしてコーヒー豆をすり抜けたお湯が底の部分に溜まり、加熱されて上がり、またコーヒーに染み込みます。
これを繰り返すことでコーヒーとしての濃さになっていくのです。
水の温度変化を利用するという点では、サイフォンに似ていますね。
パーコレーターはお湯がコーヒー豆を何度も循環するため味が濃くなりやすいことと、コーヒー自体が加熱されてしまうため、徐々に煮詰まってしまう点に注意です。
そのため、コーヒー豆もアメリカンなど薄くはいりやすい豆を選択し、コーヒー豆の挽き方は粗めにすると良いです。
また、パーコレーターにコーヒー豆をいれて加熱する時間も、一般的には3~4分程度と言われていますが、自分の好みの味かどうかはあらかじめ実験しておくと良いでしょう。時間さえ決まっていれば同じような濃さで淹れやすいので、ドリップコーヒーよりも味は再現しやすいかもしれません!
その他の注意点には以下の様なものがあります。
・あまり濃くなるまで火にかけない。
・沸騰した後、粉が沈殿するように少し間を置いてから注ぐ。
・注ぐ時は、豆の粉がカップに入らないようにゆっくりと傾ける。
・粉が一緒に注がれないようにやさしく注ぐ。
ここまでパーコレーターの使い方を見てきましたが、実際にどういったパーコレーターがあるのかご紹介します!
パーコレーターと言えばコレ!という程有名なコールマンのステンレス製パーコレーター。
約5杯分のコーヒーを淹れることができ、同社で出している他の商品には約8杯分まで淹れられるパーコレーターもあります。
日本に本社を構えるスノーピークのステンレス製パーコレーター。
こちらは本体と蓋の部分に蝶番がついていないタイプのものになります。
こちらのパーコレーターはホーロー製。
一般的にホーローは衝撃に弱いとされており、その意味ではこのパーコレーターはアウトドアには向いていない製品かもしれません。
しかし、インテリアとしてマッチしやすく、車で乗り付けられるキャンプ場などではオシャレにコーヒーを楽しめるルックスです!
パーコレーターでのコーヒーに興味を持っていただけたでしょうか?
普通のドリッパーに比べてパーコレーターのコーヒーは淹れている人も少なく、ノウハウもあまり広く出回っていません。
そのため、パーコレーターのコーヒーを淹れて「失敗した」と感じる人も多いようです。
パーコレーターのコーヒーの最大の魅力は「野外で淹れたてコーヒーを満喫できる」という点です。
道具を持ち込めばハンドドリップもできますが、気温の低いところではパーコレーターのコーヒーが一番温かい状態で飲むことができ、湯気とともに広がる香りがリラックスを運んできます。
それこそがパーコレーター最大の魅力なのです!
ぜひアウトドアコーヒーのおともにパーコレーターも加えてみてはいかがでしょう?
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