【キッチン】レンジフードの交換時期を知っていますか？【交換】

レンジフードの交換時期の把握

レンジフードの交換ってどのタイミングですればいいのでしょうか？レンジフードの不調は、壁の汚れや下手したら火事に繋がるので、レンジフードの交換時期をしっかり把握しましょう。

レンジフードの交換時期の目安になる耐用年数

レンジフードの交換には、耐用年数を目安にしましょう。レンジフードの交換時期である耐用年数は、10年程度です。使用頻度やお手入れの状況にもよりますが、7～8年でファンを回すモーターの劣化が始まります。

修理ではなく交換したほうが良いレンジフードの特徴

吸い込みが悪いレンジフードは、室内の空気を汚すだけでなく、壁紙の汚れの原因にもなります。そんなキッチンのレンジフードは、常に熱や油、水蒸気にさらされているのでいくら修理しても一向に良くなりません。また、異音や故障が起きていたり、特に問題が起きてなくても10年以上ずっと使っているレンジフードも、修理ではなく交換しましょう。

交換の際は、レンジフードだけでなくガスコンロもみてみよう

一般に、ガスコンロとレンジフードの寿命はどちらも同じぐらいです。交換にかかる費用は高くなりますが、一見して問題がなさそうに見えるレンジフードもガスコンロを交換するタイミングで一緒に交換するのがちょうどいい目安かもしれません。

レンジフードのタイプを知ることで、交換のときに役立つ

レンジフードの交換をする前に、キッチンに取り付けられるレンジフードのタイプをしっかり確認しておきましょう。レンジフードは、まず排気ファンがあり、そのファンにフードが覆いかぶさっている仕組みになっています。排気ファンもフードも、多くの種類のものが普及しており、その特徴はさまざまです。

レンジフードの交換前に、ファンのタイプを知る

ファンのタイプには、シロッコファン・ターボファン・プロペラファンと3つあります。レンジフードの交換をする前に、ファンのことを知っておくのも大切です。

3つのタイプ

シロッコファンとは、マンションなどのレンジフードに使用されているファンのタイプです。
ターボファンとは、一枚の鉄板で後ろ向きの羽根を形成しています。最も換気の効率がいい形状をしているのが特徴です。
プロペラファンとは、扇風機の羽根のような形状をしたファンのタイプで、直接外壁に接していなければ設置が出来ないタイプになります。

ファンのタイプの他に、フードのタイプも交換の前に知ろう

フードのタイプは、4つあります。ファンのタイプと一緒に、フードのタイプも理解しておきましょう。

4つのタイプ(ブーツとスリム)

ブーツ型は、一般に最も普及しているタイプのレンジフードで、あらゆるタイプのキッチンへの設置が可能な汎用性の高いタイプです。
スリム型は、凹凸の少ない内部構造をしているので、汚れがつきにくく、最も掃除がしやすいタイプのレンジフードです。

4つのタイプ(ファルコンとフラット)

ファルコン型は、IHクッキングヒーターを使用しているキッチンに適しているレンジフードです。手入れが比較的楽なのが特徴です。
フラット型は、天井が低かったり梁があるなど、設置場所に制限がある場合にオススメのレンジフードです。

レンジフード交換の内容や使用するレンジフード、工法や仕上げ、そして現状などによって変わります。そのためレンジフード交換の価格は、数万円～十数万円が一般的な相場となります。また見積り価格では、レンジフード交換業者さんによってもレンジフード交換の提案内容が違うので、価格に差がでる可能性があります。

危険性もあるので、業者にお願いしよう

価格や修理内容によっては、自分で直すほうが良いときもあります。しかし、10年以上使用しているものを自分で直そうとすると、かなりの労力がかかります。また、交換は業者を呼ばないといけないので、多少の出費は覚悟して、業者にお願いしましょう。

レンジフードの構造を事前に知っておくことで、工事もスムーズに！

業者に修理や交換をお願いするとしても、全面的にお願いすると余計な金額がかかってしまう場合もあります。ファンやフードのタイプを事前に知っておくだけで、どこが調子悪いのかを業者に明確に伝えることができます。工事の内容がどういうものかをきちんと理解することで、その業者が良心的なのかもきちんと把握することができます。