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    お米をただ炊くだけじゃない!各メーカーの一押し炊飯器を徹底比較!

    日本の家庭には必ずあると言っても過言ではない炊飯器。昔の炊飯器と比較するとものすごい進化を遂げており、炊き込み機能や発酵機能などメーカーによって様々です。新しい炊飯器が欲しいけど選び方がわからないという方の為に各メーカーを徹底比較していきます。

    炊飯器の新常識!?

    突然ですが炊飯器でご飯をたくだけですか?
    実は今お使いの炊飯器でもお米を炊く以外にも活用できたりするんです。
    炊飯器の比較の前に少しだけ炊飯器を使ったレシピを紹介します。

    炊飯器を使ったレシピ

    混ぜるだけ!チーズケーキ

    ①常温に戻したクリームチーズ250g、砂糖80g、生クリーム200ml、たまご3〜4個、小麦粉大2、レモン汁大1をボールに入れて混ぜる。
    ②①を釜に入れて空気を抜く
    ③炊飯スイッチを押す
    ④炊けたら竹串を刺してみて、生地がくっついてこなければ完成!まだ生焼けならもう一度炊飯ボタンを押す。

    オーブンレンジで同じ材料でも挑戦して比較してみましたが、時間は炊飯器の方が早く完成し味は大きな差はありませんでした。

    簡単ローストビーフ

    ①下ごしらえで、400g前後の牛ブロックに全体に塩こしょうを少し多めに振っておく
    ②フライパンでお肉全面を焼き目がつくまで焼きます。
    ③焼き目がついたお肉にラップをピッタリまき、更にジップロックに入れてしっかりと密封します。
    ④炊飯器に③を入れて、お肉が浸るまで熱湯を入れ保温を押して30〜40分程度放っておく。
    ⑤炊飯器から取り出しジップロックのまま荒熱をとり冷蔵庫で冷ます。
    ⑥しっかり冷えたらスライスして完成

    比較的簡単に出来ますが、中まで火が通ってしまう事もあるので自分で時間を調整して下さい。

    おでん

    ①面取りした大根を炊飯器の釜に入れ、浸るまで水を入れ炊飯ボタンを押します。この時に洗った玉子をラップにくるんで一緒にいれておけばゆで卵を別ゆでしなくて済みます。
    ②炊きあがったら玉子の殻をむいて戻す。
    ③更に他のコンニャクや平天、もち巾着などお好みの具を入れます。練り物は膨張するので入れ過ぎに注意しましょう。
    ④具が入った釜に水が少なければ足してから出汁の素、酒、醤油等を入れます。
    お汁の分量はいつもの味の分量をそれぞれ入れて炊飯ボタンを押す。
    ⑤炊きあがってから2時間程保温しておくと出来上がりです。

    煮込む作業を炊飯器に丸投げ出来るのでかなりの時短になります。
    鍋で作った物よりも比較的味がしみている印象でした。

    大手メーカー4社の炊飯器を比較

    象印の炊飯器

    極み派釜
    圧力IH炊飯器です。
    ふっくら。甘いがめのお米が炊けます。
    お米の固さは7通りで他社と比較すると1番多いです。
    炊飯平均45分で圧力IH炊飯器としてはかなり早いです。

    タイガーの炊飯器

    THE炊きたて
    メーカーでは土鍋圧力IHと言われていますが総合的には可変IH圧力炊飯器です。
    本物の土鍋を使った釜なのでふっくらして粘りと弾力があるもちもちとしたお米が炊けます。
    熟成炊きの炊飯じかんも1時間以内で、他社と比較すると早く熟成炊きをよく利用する方にはオススメです。

    パナソニックの炊飯器

    おどり炊き
    可変IH圧力方式です。なかはふっくらもちもち、外はハリがあるお米が炊けます。
    炊飯約40分
    堅さ3通りで他社よりも比較的大粒のお米が炊けます。

    日立の炊飯器

    ふっくら御膳
    スチーム圧力IH炊飯
    かたさ3通りで ご飯がより甘くおいいく炊けます。
    炊飯約37分
    スチーム保温でご飯の乾燥を防ぐので他社と比較すると保温能力に優れているので、一度に炊き上げて保温しておく人にはオススメです。

    毎日のご飯に関わる必需品!0.5〜5.5合炊き炊飯器を徹底比較

    大きさの比較

    象印: 幅29,5×奥行36.5×高さ24㎝
    タイガー: 幅26.5×奥行30.9×高さ25.1㎝
    パナソニック: 幅26.6×奥行33.8×23.3㎝
    日立: 幅26.8×奥行35.2×23.7㎝

    比較してみると、タイガーが幅と奥行きが小さめのサイズです。
    象印は幅と奥行き共に比較的大きい仕様になっていますので購入される方は置く所の寸法を把握しておきましょう。

    搭載機能を比較

    象印:アンケート機能が付いていて次回はそれにそって炊いてくれます。
    繰り返すと自分好みの炊きかげんで炊ける様になります。
    タイガー:タッチパネル搭載、更にモーションセンサーも搭載していて人が近づくと必要な部分だけ点灯します。
    パナソニック:お米の銘柄が36種も記録されていて、それを使用するとお米の銘柄で炊き分けする事が出来ます。
    日立:蒸気カット機能。他社の蒸気セーブ機能がない炊飯器と比較すると、最高で90パーセントもカットします。又、おこげも香ばしくできます。

    比較してみるとそれぞれバラバラの機能なので自分が使いたい機能を見極めましょう。

    値段の比較

    最後にどの比較よりも気になる炊飯器の値段を比較していきます。
    (オープン価格の為、2015/12/16現在の楽天市場の値段比較)

    象印:¥64800
    タイガー:¥79800
    パナッソニック:75800
    日立:83800

    こんな風に比較すると同じ炊飯器でも値段に差が出ます。
    一番安いのと高いのとで比較すると約2万円も変わるので値段重視の方は比較的に低価格な象印の炊飯器が良いのかもしれません。

    どの炊飯器がいいの?

    比較的機能に優れている炊飯器はその分値段も上がる傾向があります。
    必要ない機能付きの炊飯器を購入してしまうと無駄な出費になるかも知れないので注意が必要です。
    又、価格や機能だけにこだわらず、本来のご飯を炊くと言う所にも目を向ける事をオススメします。

    炊飯器の選び方まとめ

    値段も機能も様々な炊飯器。比較してみると他社にない機能が多く比較にならない部分もあり、そこに魅力が詰まっている印象を受けました。

    お米は昔から毎日食卓に並ぶ事が物なので良く考えてから店頭で比較してみて下さい。

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