保温式の弁当箱はごはんだけ、お子様向けなどコンパクトで多数。

　出勤、通学している人にはランチで欠かせないのがお弁当。特に外食を控えてなるべく手持ちを増やそうというかたもいらっしゃるかと思います。当然弁当の中身も大切ですが、意外に弁当箱も軽視出来ない要素です。

　何となればサイズから、柄から、機能から弁当箱にはその人に最適な条件があるからです。かさばっては困る、見た目は可愛い方がいい、タレが溢れないように密封出来るのがいい…、実際そういったところを見て弁当箱を選んで愛用されてるかと思います。

　今回スポットを当てるお弁当箱は、お弁当を保温出来るところが特徴です。保温出来るとはどういうことでしょうか。これは魔法瓶と同じ仕組みで、食べ物を入れる容器を断熱材で出来たケースに収納することで、古くは「ランチジャー」が知られています。

　保温の出来るお弁当箱には大きく分けて３つに分かれるそうです。すなわち、ごはん容器のみ保温タイプ、スープ容器のみ保温タイプ、そしてごはん容器とスープ容器の両方を保温出来るタイプです。具体的な見てくれは後でおすすめとして紹介します。ポイントは、おかずは保温しないような傾向があることです。すなわち、おかずによっては熱が入って食中毒になりかねないという対策のようです。

　注意点というか、どうしてもサイズはかさばり、重い点は逃れられないでしょう。お子様向けの弁当箱もありますが、断熱材のケースに入れたセットはなかなかのお荷物かも。小型化、軽量化の努力はされているようですがまだまだバックに収まるようなボリュームには至っていないようで、女学生にはちょっとな〜という感じです。

　それでもランチのご飯や汁物は温かい方がいい！というかたは何とか妥協点を探りながら保温式のお弁当箱をお探しでしょう。３つのタイプ別にいくつか見てみましょう。

　アスベル社製で、見た目もスタイリッシュな弁当箱です。スープ類はないようですが、ごはんの保温と、その上におかずを収納出来る造りです。

　スープ保温タイプの弁当箱では最安のようです。しっかりホールドできるテーパー形状でフタの開閉も簡単で、飲み口は熱くなりにくく取り外しできる樹脂製です。

　一昔前はランチジャーと言いましたが、今はフードコンテナというんですね。こちらの弁当箱はごはんのみならず、スープも保温出来ます。

　他のお弁当箱の中にもランチジャーはもちろん、スープだけ保温のタイプもあり、どれも安いです。さすがに強度を増すと体積が増すようですが、お子様向けのコンパクトサイズまでバリエーションは豊富で、探している弁当箱に近い物は見つかり易いかもしれません。