2016/03/07
hiro1439
2016/02/08 更新
毎日のご飯を作る時には欠かせない包丁。ではこの包丁の正しい使い方を知っている人はどのくらいいるのでしょうか?遠い昔に習った記憶はあったとしても、なかなかはっきりと思い出せないことも多いものです。ぜひこの機会に包丁の正しい使い方をおさらいしてみましょう。
毎日、何気なく使っている包丁。実はこの包丁にも正しい使い方があるのをご存知でしたか?昔、子供のころに家庭科で習ったはずですが、大人になると忘れていることが多いものです。でも、包丁は刃物です。使い方を間違えれば大ケガをしてしまうこともあるんですよ!ぜひこの機会に、今一度包丁の基本的な使い方をおさらいしてみましょう。今さら?と思うかもしれませんが、何をするにしても基本というのがいかに大切か、ご存知ですよね。それは包丁の使い方にも当てはまるんですよ。
ではまず包丁の使い方の前に、まな板から整えましょう。包丁を動かす時にまな板がぐらぐらするとかなり危険ですので、滑り止めをしておくことが大切です。 写真のように、市販の滑り止めを使うか、もしくは絞ったタオルを下に敷いてまな板を設置しましょう。こうすることで、まな板がしっかりと固定されます。
包丁を使わないときには、どのような状態で置くのかご存じですか?包丁は刃物です。危険なものですので、置き方次第ではケガをする可能性もあります。では、どのような置き方が良いのでしょうか?
上記画像のような置き方が、包丁の正しい置き方です。包丁の刃先を自分に対して外側に向けることで、なにかの拍子に手を切ってしまうことを防ぐことができます。刃を手前に向けて置いたり、縦に置いたりするのは、正しい使い方ではありません。気を付けてくださいね。
では、包丁の握り方はどうでしょうか?上記のような握り方でいつも食材を切ったりしていませんか?実はこの握り方は、繊細な作業をする場合の指差し型と呼ばれる握り方です。人差し指を包丁の峰(みね)に立てて、 指で切れ具合を感じたり、ピンポイントに包丁を入れたりするときに使う握り方です。簡単に言えば、お刺身を引く時などに使う握り方と言えます。あなたはどのような使い方(握り方)をしていますしたか?
包丁の正しい使い方、握り方としては、上記画像のように親指と人差し指で刃元の中央をしっかりと握り、残りの3本の指で柄を握る、握り型と呼ばれる握り方なのです。もちろん指差し型で包丁を扱うことも間違いではないのですが、一般的にはこちらが多いようです。こちらの方が安定して包丁を扱えるため、こちらの握り方が一般的には正しい包丁の使い方とも言われています。
毎日台所に立っていると包丁の使い方や構え方など、細かい部分はあまり気にしなくなってきますよね。ですが正しい使い方、正しい構え方で包丁を扱うと、とても切りやすいのです。ぜひこの機会に自分のスタンスを見直してみては?
まず、まな板に向かって平行に立ち、それから右足を半歩後ろに引いた姿勢(体の正面はまな板に対して斜め45度)が理想です。 まな板と体の間には、握りこぶしひとつ分くらいの距離を空け、まな板の上に置く左手、包丁を持つ右手、体の正面で3角形を作る気持ちで構えましょう。この構え方が、正しい包丁の使い方として当てはまる構え方となります。
包丁の使い方として、素材をきれいに切るためにも、食材の持ち方も重要なポイントです。食材の持ち方としては、上記画像のように中指や人差し指の第一関節を包丁の側面にあてて切るのが一般的です。このような使い方をするように心がけましょう。
包丁の持ち方や食材の持ち方によってはケガを招く恐れもありますので、十分気を付けましょう。また上記画像にもありますように、指先を包丁に向けて伸ばしてしまうと、指を切る可能性が高くなりますので、絶対にしないようにしましょう。包丁は、正しい使い方をしなければかなり危険なのです。
最後に、包丁の役目でもある“切り方”の紹介です。包丁は洋包丁でも和包丁でも使い方はほぼ同じで、『手前に引いたり、奥に押したり、前後に動かすときに切れる』ことをぜひ覚えておきましょう。家庭によくある三徳包丁、牛刀なども、写真のように『押して切る』とよく切れます。 包丁の刃を大きく使って、切り出しから切り落としまで大きく包丁を動かす、これが素材の繊維をつぶさずに、きれいに切る秘訣、正しい包丁の使い方でもあります。
いかがでしたか?正しい包丁の使い方、思い出しましたか?包丁の使い方の基本は、簡単に言うならば、食材の持ち方と構え方にあります。この2つさえ基本通りにすることができれば、ある程度は大丈夫です。後々、子供が大きくなった時に、親として正しい包丁の使い方を教えてあげるためにも、今、自分が正しい使い方をマスターしておく必要があります。ぜひこの機会に今一度、自分の包丁の使い方を見直してみてはいかがですか?
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