冷蔵庫の故障の原因やサインを知って、早めの対策をとろう！

冷蔵庫の故障は、まず寿命を知ろう

冷蔵庫の故障の原因をまず知るためのポイントとして、寿命があります。冷蔵庫の寿命は、大体10年程度です。この寿命までの冷蔵庫の故障ならば、自分で直せたり、業者に直してもらってもあっさり解決することが多いです。

冷蔵庫の故障の原因

冷蔵庫の故障の原因には、放熱不良による冷蔵庫の故障、詰め込みすぎによる冷蔵庫の故障、霜がついていることによる冷蔵庫の故障という3つが考えられます。

放熱不良による冷蔵庫の故障

冷蔵庫は、常に冷やすために熱を発するため、その熱を逃がす放熱が必要です。冷蔵庫まわりに、放熱できるだけのスペースがないと、冷蔵庫の故障の原因になります。冷蔵庫の側面と裏側が熱くなっているのであれば、放熱不良による冷蔵庫の故障と考えられます。

詰め込みすぎによる冷蔵庫の故障

隙間なく重ねてしまうことでも、冷蔵庫の故障の原因となります。これにより、冷風の妨げになってしまい、冷蔵庫の機能が十分に果たせなくなり、冷蔵庫が故障しています。容量の7～8割程度までの食材を詰めて、それ以上になりそうならば、一度冷蔵庫内を整理することで故障を防ぎましょう。

霜がついていることにより、冷蔵庫が故障してしまっている

霜がついているという理由が、冷蔵庫の故障の原因で一番多いです。霜ができる理由や対処法をよく知ることが、冷蔵庫の故障に関してとても重要になってきます。

【冷蔵庫】なぜ霜ができてしまうの？【故障の原因】

冷蔵庫の中に霜ができるのは、開けたときに入り込んだ空気が冷えて水滴となり、やがて凍るからです。冷蔵庫を開けて眺めている時間が長ければ長いほど、たくさんの水分が冷蔵庫内に入ります。節電という意味でもよくないですし、何より故障の原因になりかねません。

霜取りセンサーの確認も、冷蔵庫の故障を判断できるポイント

最近の冷蔵庫は進化を遂げ、この霜の対策に乗り出すものも多くあります。例えば、冷蔵庫内の水分を蒸発させる機能がついていたりするのです。冷蔵庫の故障の原因には、この霜取りセンサーが調子悪かったりもしますので、注意が必要です。

冷蔵庫の故障の原因を防ぐ習慣

扉の開け閉めを最小限にとどめることで、霜ができるのを防ぎます。また、買ってきた食材をいっぱいに詰め込まないことや、濡れたまま食べ物やタッパーを入れないという気遣いで、霜を防ぐことができます。

食品についてしまった霜

ついてしまった霜はどのように取り除くのがよいのでしょうか。まず、食品についた霜でしたら、取り出して拭き取りましょう。あるいは、溶けるのをまってよく布巾で水分をぬぐってからもとに戻せます。除雪もとい除霜機能のついた冷蔵庫もありますので、設定を確認してみましょう。

電源を切る

冷蔵庫自体についてしまった霜は、大掃除が必要です。一度中身を全て取り出して冷蔵庫の電源を切り、水分やゴミを取り除きましょう。大がかりな作業なので、大掃除の一つとして気合いを入れて取り組みましょう。

原因不明の故障は、業者にお願いする

いかがでしょうか？冷蔵庫に熱がこもってしまったり、霜がついてしまったなどの原因ならば、自分で解決できます。しかし、実際には原因が分からない故障のほうが多いです。それは、冷蔵庫の寿命である10年以上使っていて、機能自体が故障してしまっている場合が多いからです。無理して自分で直そうとしないで、業者を呼んで相談してみましょう。

新しい冷蔵庫も検討しよう！

また、修理費用は、業者や修理内容によって値段が変わってきます。あまりに修理する箇所が多ければ、新しく買い替えたほうが安く済む場合もあります。あらかじめ見積もりを業者に出してもらって、買い替えか修理かという点で考えてみるのも良いでしょう。現在では、安くて使いやすい冷蔵庫もたくさんあります。