2016/01/21
ののののん
2016/02/28 更新
必要な分だけいれればすぐに沸く、とても便利な『電気ケトル』最近では、様々なメーカーがいろんな形の電気ケトルを出していますが、本当のところ電気代はどのくらいなのでしょうか?今回はそんなお悩みを解決すべく、電気ケトルの電気代を比較してみましたのでご紹介いたします。
電気ケトルは、電気によって熱を発生して温めることを原理とした電気式のやかんのことを指します。
一気に熱を発生させて、お湯を沸かすのですから電気代も結構かかりそうなイメージですよね。
ここで、電気ケトルの電気代を算出してみたいと思います。
電気代の算出方法は【消費電力(W)×使用時間】となります。
(1時間なら「1」)を1000で割って、電気料金単価(22円位)を掛けます。
※正確な単価が分かれば22円の部分を置き換えて計算してください。
例)
800Wを1時間使用の場合
→800w×1h=800wh
→800wh÷1000=0.8kwh
→0.8kwh×22円
=17.6円
400Wを30分使用の場合
→400w×0.5h=200wh
→200wh÷1000=0.2kwh
→0.2kwh×22円
=4.4円
上記を参考に、人気のメーカー「ティファール」の電気ケトルで電気代を算出してみようと思います。
ティファールの電気ケトルは消費電力⇒1250wのものが多いようです。
そして、1リットルのお湯を沸かすのに、2~3分かかるとして計算すると…
1回お湯を沸かすのに、だいたい1~2円の電気代となります。
ちなみに、1時間使うと32円の電気代になります。
お次は、電気ケトルのほかに大量に沸かせる電気ポットとやかんで比較してみようかと思います。
電気ポットは電気ケトル同様に、電気で熱を発生させてお湯を沸かす原理を生かした家電製品です。
電気ケトルと違うところは保温機能がついているところでしょう。沢山お湯を沸かして温かいまま保存しておけます。
昔は電気代がとてもかかるイメージで懸念されがちでしたが、最近のものは電気代をを抑えられる省エネタイプもあります。
電気ポットの電気代を算出していきます。
ここでは、電気ポットで有名な『象印』の電気ポット【省エネタイプ】で電気代を算出していこうと思います。
象印 VEまほうびん優湯生 CV-DN30
この象印の電気ポットはお湯を沸かす消費電力が905wです。
最大容量が3リットルですので、それを沸かすのに、1回26分かかります。
その情報をもとに、電気代を算出していくと…
1日1回あたり10円の電気代になります。ここに、保温の時間がプラスされると電気代は変わってきます。
ですので、一日ずっと保温していると電気代は大体25円~30円ほどになります。
電気ケトルや電気ポットが主流となっていますが、ガスで沸かすやかんも根強い人気の商品です。
ストーブによく置いたりしているご家庭も多いのではないでしょうか?
また、やかんの沸かしたてのほうがコーヒーや紅茶が美味しく感じられる方もいらっしゃるかと思います。
そんなやかんのガス代と電気ケトルを比較してみようと思います。
保温機能はありませんが、ものによっては大量に沸かせます。
今回は、IHのコンロではなく、主流のガスコンロで考えます。
1㎡あたり150円の都市ガスとして仮定します。
やかん1リットルのお湯を沸かすとした場合、1回あたり4円前後のガス代がかかります。
もちろん保温機能がありませんので、沸かしなおした場合はガス代の変動が起きますのであしからず。
電気ケトルと電気ポット、そしてやかんの三種類を比較し行きましたがいかがでしょうか?
ここで、電気代だけではなく電気ケトル・電気ポット。やかんのメリット・デメリットをまとめてみます。
電気ケトルの最大のメリットは、いつでも沸かしたてのお湯を使えること。
少しぬるくなったカルキ臭いお湯よりも、沸かしたてで新鮮なお湯の方が、お茶を美味しく入れられます。
中を洗いやすくいつでもキレイに保てる、というのも嬉しいポイントですね。
お湯が沸いたらスイッチが切れるので、薬缶でお湯を沸かすよりも断然便利ですし、オシャレで個性的なデザインの電気ケトルも増えてきて、キッチンの中を華やかにしてくれます。
1番気になるデメリットとしては、沸かしたてのお湯を保温できない点だと思います。
ボクみたいな面倒くさがりな人には、お湯を使う度に沸かすという行為が厄介に感じてしまいます。
実際に使ってみると大した事ないんですが、電気ケトルを使った事ない人には想像がつかない行為だと思いますし、ボクも前まではそう思ってましたから面倒くさいと思う人の気持ちは十分にわかりますw
メリット
・お湯を沸かしてそのままの状態で保温でき、好きなときにお湯を使える
・2~4リットルと容量が多い
・倒れてもお湯がこぼれないなど安全性に配慮されている
・重量があり安定している
・本体を傾けなくてもお湯を注げる
・高機能のものでは、沸かせたい温度や保温温度を設定できる
デメリット
・溜めておいたお湯を、結局捨ててしまうことも多い
・大型のものは重量が重く、持ち運びには不便
電気ポットは、保温の為のランニングコストが、意外に高い。やかんで湯を沸かして、真空断熱式保温ポットなどで保温すれば、保温の為の電力が不要になる。うちは電気ポットを止めて、やかん+ステンレス保温ポットにしたら、月々の電気代が1000円くらい安くなりましたよ。
今回は電気ケトルと電気ポット・やかんの三種類で電気代・ガス代を比較してみてみましたがいかがだったでしょうか?
電気ケトルは1回沸かす電気代が他よりかかりませんが、一度に沸かせる量が少ないです。
それに比べ電気ポットは電気代がかかりますが一度に大量に沸かすことができます。
やかんは場所がかさばってしまいますが、電気代よりもガス代が少しかかります。一度に大量に沸かすことができるのが魅力です。
このように比べてみますと、電気代で比較するのか見た目で比較するのか…それぞれ用途や目的によって変わってくると思います。
電気代よりも沢山のお湯を沸かしたい人は、電気ケトルよりもポットややかんが向いているでしょう。
ごく少数人数で、そこまでたくさん使うことがなければ、電気ケトルがおすすめです。
電気ケトルでも容量の多いものや、消費電力の抑えたものなど、多彩に電気ケトルが販売されています。
選ぶのに迷ってしまうかもしれませんが、まずは電気ケトル・電気ポット・やかんで比較していただき、目的や電気代とも相談してあなたにとって良いものを選んでください!
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