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    包丁の切れ味で料理は変わる!正しい包丁の研ぎ方を覚えよう

    毎日料理をする人にとって、包丁の切れ味ってとても大事ですよね。切れ味の悪い包丁を使うと食材は綺麗に切れないし、料理をする度ストレスを感じます。料理上手を目指すなら、きちんした包丁の研ぎ方も出来るようになりましょう!研ぎ方は一度覚えてしまえば意外と簡単ですよ◎

    正しい包丁の研ぎ方①:道具を揃えよう

    切れ味の鈍った包丁

    包丁の研ぎ方は包丁の種類によっても若干の違いはありますが、基本は同じです。
    今回は一般的に家庭でよく使われる洋包丁(両刃包丁)を使用します。

    砥石

    砥石には「荒砥石」「中砥石」「仕上げ砥石」と3種類あります。

    荒砥石...ひどく摩耗した包丁を研いだり、刃が欠けてしまっている場合に使用
    中砥石...一般的な包丁の研ぎ方に使用
    仕上げ砥石...中砥石で研いだ後、さらに磨きをかけ刃先の耐久性を上げる研ぎ方に使用

    自宅用にとりあえず1つだけ砥石を持っておきたい、というのであれば、中砥石があれば良いでしょう。

    研ぎ方の下準備の際に濡らして絞り、砥石ズレ防止の下敷きに使います。
    布製であればどんなものでも大丈夫です。
    ちょうど良い布巾がなければ小さめのタオルでもOK!

    正しい包丁の研ぎ方②:道具の下準備

    砥石を水につける

    1. 砥石を水の中につけます。砥石から気泡がでなくなるまで、約10〜30分程度です。

    2.研ぎ方のコツとして、ズレ防止に砥石の下に絞った濡れフキンを敷いておきます。

    これで正しい研ぎ方をするための砥石の下準備は完了です!

    正しい研ぎ方の正しい包丁の持ち方

    包丁の研ぎ方では、包丁を三点支持(峰+あご+ハンドル)で持つと良いです。
    こう持つことで、砥石にあてる包丁の角度がより安定します。

    正しい包丁の研ぎ方③:いよいよ実践!

    ①まずは刃を手前に向ける研ぎ方を

    まずは包丁の刃を自分の方に向ける研ぎ方をします。
    包丁を砥石に大して45度の角度で写真のように構えます。
    このとき包丁から砥石の設置面に対する角度は、10円玉1〜2枚ほど浮かせる研ぎ方をしましょう。

    力を入れすぎることなく、押し出す時に軽く力を入れ、引くときは力を抜くことを意識しましょう。
    また、この研ぎ方をしながら大体何回(何往復)包丁を研いだか、回数を数えておきましょう。

    ②次に刃を向こう側に向ける研ぎ方を

    次に、包丁の刃を自分から見て向こう側に向ける研ぎ方をします。
    先ほどと同じ角度&要領で研いでいきます。
    このとき、例えば先ほどの工程で50~60回研いだとすると、今回も同じ回数研ぎます。
    これは両刃包丁である洋包丁の研ぎ方で、左右均等に研ぐことで先端のとがった左右対称の刃の形にする為です。
    研ぎながら砥石表面が乾いてきたら、適宜水を補給しながら研いでゆきましょう。

    ③研ぎ方のあとは切れ味をチェック

    上記の行程の研ぎ方をしたら、一度野菜などを切って切れ味をチェックしましょう。
    わざわざ野菜を切るのが嫌な場合は、木板などに軽く刃を食い込ませてチェックしましょう。
    まだ切れ味が悪いようでしたら、上記①〜②の行程を繰り返します。

    ④研ぎ終わったら包丁と砥石を洗う

    満足のいく切れ味に仕上がったら、これで研ぎ方の行程は終了です。
    包丁の刃の部分、柄の部分、柄尻の部分、すべてをきれいに水などで洗い流しましょう。
    砥石も同じく、流水で綺麗に洗います。
    使った道具は乾いた清潔な布巾などで水気をふき取っておきます。

    詳しい研ぎ方は動画でチェック!

    包丁の正しい研ぎ方

    こちらの動画は、シンプルにわかりやすく包丁の研ぎ方を紹介しています!
    包丁を研ぐ時の実際の角度や、上下の動かし方などとても参考になります。
    動画の方がわかりやすいという方は、是非ご覧下さい♪

    正しい包丁の研ぎ方で、毎日快適に料理を♪

    正しい包丁の研ぎ方、いかがでしたか?
    研ぎ方に必要ないくつかのポイントを覚えれば、意外と包丁の研ぎ方は難しくないんです。切れ味が鈍ってきたな...と思ったら面倒くさがらずに包丁を研ぐことが、安全・快適に包丁を扱うためになります♪
    是非この機会に研ぎ方を覚えましょう!

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