スキレットの手入れを知ることで、より使いやすい調理器具を知ろう
2016/03/13
hiro1439
2016/03/21 更新
中華鍋は本当に便利な調理器具です。中華鍋があれば、おいしい中華料理が家庭でも食べられます。ちなみに、中華鍋の手入れの仕方って知っていますか?中華鍋の手入れをきちんとすることで、中華鍋がより良い状態で保つことができます。中華鍋の手入れをぜひ理解しておきましょう。
中華鍋の手入れをしっかり行う
中華鍋って、手入れが難しそうで、とっつきにくい印象がありますよね。確かにすごく重いし、ちょっと手入れを怠ると、焦げ付いたり錆びが出たりします。中華鍋を大切に長く使うための、正しい手入れ方法を理解しておきましょう。
【中華鍋の正しい手入れ方法】なぜ洗剤で洗ってはいけないの?
中華鍋の手入れで、なぜ洗剤で洗わない方がいいのでしょうか?それは、中華鍋は表面になじんだ油の膜が、錆びや料理中の焦げ付きを防いでくれているからです。洗剤を使うと、せっかくの油を落としてしまうことになります。台所用洗剤は、油汚れを中和するので、簡単に落ちてしまうのです。
中華鍋の手入れは間違えてしまうと大変!
間違った手入れで油膜が奪われた中華鍋は、錆びやすくなるばかりか、料理する時に、具材がくっつきやすくなってしまいます。「キレイに汚れを落とそう!」と、思ってした手入れが、逆に中華鍋にとっては、良くないというケースもあります。
中華鍋の手入れの前に
中華鍋を使う時は、まず鍋から薄く煙があがるまで空焼きし、油返しをしてから、調理にかかります。油返しとは、空焼きした鍋に油をひいて、いったんその油を切ってから、別に分量の油を引くことです。
中華鍋の手入れの前に
熱した中華鍋の上に、油をなじませることで、鉄と食材の間に油の膜ができ、焦げ付きを防いでくれます。おろしたての中華鍋は、まだ鍋に油がしっかり馴染んでいないので、はじめの1ヶ月ほどは、手入れの前に料理するたびに油返しをすることをおすすめします。
【中華鍋の手入れ】洗い方は、お湯で洗う
料理が終わったら、余熱が残っているうちに、たわしか竹ささらを使って、お湯で鍋を洗います。焦げが付いた場合も、たわしや竹ささらで擦れば、たいてい取れます。中華鍋の手入れは、洗剤を使わないように気をつけましょう。
【中華鍋の手入れ】お湯で洗うことで、洗剤を使わなくても汚れが落ちる
洗浄後、中華鍋をコンロにかけ、水分を完全に飛ばします。サラダ油を鍋全体(表も裏も)に薄く塗り、保管します。油を適量落とし、キッチンペーパーを使って、鍋全体を撫でるようにすると、きれいに塗れます。
【中華鍋の手入れ】調理後、余った料理は鍋に入れたままにしない
残った料理を鍋に入れっぱなしにしておくと、食材から出てくる水分によって、錆びる原因になります。鍋に残さず、必ずお皿にとっておきましょう。中華鍋の手入れとして、大切なポイントです。
鍋に余熱が残っているうちに、お湯で洗ってしまう方が、汚れが落ちやすく、また、洗剤を使う必要がありません。こびりついた焦げも、熱いうちにたわしなどで擦れば、すぐに落ちます。細かいことですが、これらに気を付けて手入れをすることで、中華鍋の寿命がぐんと伸びます。
うっかり洗剤で中華鍋を洗ってしまった!
洗剤で鍋を洗うことが、致命傷になることはありません。洗剤を使った後は、必ず中華鍋を火にかけ、煙があがるまで空焼きします。自然に冷まして、少量の油を、鍋の表面に塗っておきましょう。こうすることで、また油を鍋にしみ込ませておくことができます。
焦げが取れない!
中華鍋に少し水を張って沸騰させると、こびりついた焦げが、やわらかくなってきます。中のお湯をいったん捨て、蛇口からお湯を流しながら、たわしか竹ささらを使って、擦ってみてください。中華鍋の手入れでは、このような作業でまた使えるようになります。
頑固な焦げがこびりついている場合は、次の作業をやってみてください。
①鍋をコンロにかけて、空焼きします。
②鍋から煙が立ったら、鍋を蛇口に持って行き、蛇口から直接、冷や水を浴びせます。
このとき、猛烈な蒸気が発生するので、やけどには注意してください。
中華鍋はとても魅力的
いかがでしたか?初めは慣れるまでに少し時間がかかりますが、中華鍋が手放せないというほど、毎日重宝してしまう調理器具です。ぜひ、手入れの仕方を把握して、よりおいしい料理をつくりましょう。
きれいになった鍋は、片づける前に、表面に薄く油を塗っておくのを、忘れないでください。正しいお手入れ方法を習慣にしてしまえば、中華鍋のある毎日はかなり快適です。
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